検査・診断基準
病院での検査
アスペルガー症候群の診断で必要案おは、子供の行動観察とこれまでの発達過程の報告です。病院では問診で症状、病歴、家族の病歴、生活習慣などの質問により診断していきます。
その後、てんかんやその他の脳の病気でないことを確認するために、脳波検査、CT、MRIなどの脳の画像検査を行います。さらに、認知機能などを確認するために知能検査、人格検査などが行われます。
診断基準で症状をチェック
以下はギルバーグの診断基準といわれるアスペルガー症候群の診断基準の例のひとつです。病院では、このような診断基準を機械的に当てはめるのではないく、行動や今までの発達過程などから子供の特性を明らかにし、診断していきます。
アスペルガー症候群が心配な方はこれでチェックしてみてください。該当が多い場合は医療機関を訪れてみましょう。
(『特別支援教育のためのアスペルガー症候群の医学』榊原洋一著 学習研究社より抜粋)
社会性の欠落(極端な自己中心性)
次のうち少なくとも2つ
- 友だちと相互に関わる能力に欠ける
- 友だちと相互に関わろうとする意欲に欠ける
- 社会的シグナルの理解に欠ける
- 社会的・感情的に適切さを欠く行動
興味・関心の狭さ
次のうち少なくとも1つ
- ほかの活動を受けつけない
- 固執を繰り返す
- 固定的で無目的な傾向
反復的な決まり
次のうち少なくとも1つ
- 自分に対して、生活上で
- 他人に対して
話し言葉と言語の特質
次のうち少なくとも3つ
- 発達の遅れ
- 表面的にはよく熟達した表出言語
- 形式的で、細かなことにこだわる言語表現
- 韻律の奇妙さ、独特な声の調子
- 表面的、暗示的な意味の取り違えなどの理解の悪さ
非言語コミュニケーションの問題
次のうち少なくとも1つ
- 身振りの使用が少ない
- ボディランゲージのぎこちなさ
- 表情が乏しい
- 表情が適切でない
- 視線が奇妙、よそよそしい
運動の不器用さ
- 神経発達の検査成績が低い
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